まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
クリーニング店様の販促のお手伝いをする時、最初は当社の「型」でやってもらうことが多いです。で、2~3年目から、だんだんと自社の個性を出してもらいます。
自社の個性を出してもらいたくて、色々な販促方法を知ってもらいたくてぶんちゃん研修会を行っていますので、ぶんちゃん研修会に参加している人の方が個性を出すことが多いですね。
この間も、あるお客様がこんな相談がありました。
「A4縦半チラシを撒くと、新規客は来てくれるのですが、会員様&新規客様限定としているので、入会はいらないと言って、服を持って帰えられるんです。」
・・・・私にはありえない状況なんですがね。おそらく受付教育が上手く出来ていません。でもその方は、自分なりに考えて、
「当社は入会金だけです。1回限りの300円をもらうために服を持って帰えられるなんてもったいないです。それなら、【A4縦半チラシを持ってきた人限定で、入会金無料】とうたったPOPを店頭に貼るってどうですか?」
・・・・おーーーーぉ。自分のお店にあったことを考えて下さったことが嬉しかったです。
こんな風に、少しずつ「型」から進化していくことも大切です。
ここで1つだけ、勘違いのないように、「会員制度についての私の考え方」を書かせて頂きます。
■入会金のみ頂く。
・・・・これは私にとってはNGです。だって、クリーニング業界は新規客が少なく地域密着で、名簿が欲しいのにそこの敷居を高くするって、もったいないです。でも入会特典などで経費がかかるので、入会金が欲しい場合は・・・・・・「カード代」にしますね。
■年会費を頂く。
・・・・毎年、お金を頂けるなら、それはいいことと思います。だって、年会費のしめる売上比率って結構、高いですよ。私の考える年会費は300円ですが、年商1000万円、有効会員数1000人のお店(平均値)と仮定すると、1000人×300円=30万円。この金額はこのお店の年商の3%にもなりますので・・・。
接客力のあるなし、お店の出店からの年度にもよりますが、最初は「初年度入会金無料・更新費300円」から始めることが多いですよ。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕