布団宅配のピンチを自社のチャンスに活かしませんか?

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

ヤマト運輸さんの値上げ、皆さんももうご存じですよね。そして配達時間も6区分から5区分に減ります。下記の画像はホームページより持ってきたものです。こちらのサイトも確認ください。

この発表では「10月1日から値上げ」となっていますが、もうすでに企業向けには値上げの要求が行われているようです。

当社への値上げ要求は300円UPでした。年間1万点を出荷する当社にとっての300円UPは利益が300万円なくなるというもの。その対策は当社にとって、大きな課題です。

この値上げ要求は相当なものと思っていたのですが、ネット宅配を行っているクリーニング店さんは、もっと大変なようです。

特に問題が出てきているのが、布団のインターネット宅配クリーニングです。

一般宅配では、160サイズ(縦・横・高さの合計が160cm以内、もしくは重さが25kgまで)が受けられる最大の大きさになる点です。

このサイズに布団は入りません。ということは特殊宅配になります。特殊宅配になると値段が急に高くなります。

今まで1500円(企業向け特ネ)で配達してくれていたものが、「7月から8000円になります」という案内が数件のクリーニング店さんに届いたと聞きました。

これではもう「布団3枚1万円の宅配クリーニング」という企画は出来なくなりますね(哀)

また、インターネット宅配クリーニングのリネットさんなど、インターネット宅配クリーニング業者さんはもう1点苦しくなるポイントがあります。送料の値上げも大変ですが、サービス時間の見直しを迫られるかもしれません。

リネットさんは、店舗より便利なサービスのひとつとして「24時までお預け・お届け」をホームページでうたっておられますが、配達時間の指定枠の変更に伴い、こういうことができなくなるかもしれません。
※こちらのホームページより抜粋

こういう流れをみると、逆に地域密着のクリーニング店さんは、有利になります。例えば、こんな布団のポスターを貼ってみると面白いかもしれませんよ。

時代が変わろうとしているとき、それに合わせて変化できる会社しか生き残れません。この潮目の変化、捉えてくださいね。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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