まいどです。クリーニング店専門の印刷会社 石井文泉堂の代表=石井です。
過去のメルマガ「vol.099」を見直し、今風に手を加えて再発行します。
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「マッチ売りの少女に学ぶ販売促進(その4)」
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では、最後の答えの話に入っていきますね。
問題をもう一度書きますね!!
あなたがマッチ売りの少女です。もし、マッチが売れないと死んでしまう事がわかっています。
売れれば、死ななくて済みます。じゃあ、あなたはどうやって売りますか?
step1~step5まで5つの答えを考えて下さい。
step1.安くする
step2.増量する
step3.付加価値を付ける
step4.買ってくれそうな人を探す
ここまでが昨日の答えでした。では、最後の答えを考えてみましょう!!
ヒントは、コト売り、シーンを売るコトです。
●STEP5の答え〈正直に言う〉
まずは、買ってくれそうな対象を探すことは大切でしょう!
で、なんて言うかというと、
「このマッチが売れないと死んでしまうんです。お願いだから買って下さい!」と
この言葉を聞いたらあなたならどうしますか?
見知らずの人から言われたら、買う、買わないは半々かもしれませんが、もし世話になったある人から言われたら、答えは「うん」しかないでしょう!
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「物」に焦点を当てた販促は、どうしても「安さ」にひっぱられます。
でも今、安くして儲かっている会社は、一部の大企業だけです。
じゃあ、どうすればいいのか?
私は「情報」と「情」を伝えるべきと思っています。
私は、クリーニング業界に入ってくる前、年間1万円もクリーニング代を使っていませんでした。
しかし今は、年間8万円も使う、ビックユーザーの一人です。
何が変わったかというと、クリーニングの知識が増えた事ぐらいです。
色々な販促物を作る上で、知識が増えたため、「これくらいでクリーニングに出さないと気持ち悪い」とか「ここがこうなったらかっこ悪い」など、そんな事を思うようになったからです。
「情報」をお客様に伝えることは大切です。
今、世の中は、「家庭で洗える~!」ばっかりです。
クリーニング業界は、それにまったく対抗してないじゃないですか! それがおかしいと思います。
クリーニングの大切さ、良さがユーザーには伝わっていません。
だから、私は肩貼りニュースレターなど、「クリーニングの価値」という情報を伝えようと、今、戦っているのです。
※詳しくはココをクリック!
http://www.bunsendo.net/annai/d-30.html
それと、もう1点。「情」を伝えることは大切です。
私が安心して出しているクリーニング店。なぜ安心できるかと言うと、工場長に「情」があるからです。
工場長のいう「石井くん、うちにまかしておいてくれたら大丈夫や!」という言葉。
その根拠となる、工場長のクリーニングに対するコダワリ、情熱。
そんなのがにじみ出てくると、「うちのクリーニング屋さん」という「情」がこちらにも沸いてきます。
あなたはお客様に「うちの店がいい理由」や「うちの店じゃないとダメな理由」など、お客様に伝えていますか?
そして、人と人、「情」でお客様と繋がっていますか?
私は、こんなに不景気な今だからこそ、言います。
「まず、自分のお店のファンのお客様を精神的に喜ばせましょう!」って。
そのために一声がけ運動、ちょっとしたアドバイスツール、そして自己開示=ニュースレター、そんなコトが必要です。
こんなデジタル化した社会、人間関係が希薄になった社会だからこそ、「情」「伝える」そして「お手紙」などのアナログツールが、大切で、そんな事をマメにできる会社しか、生き残れないんじゃないかな?って思っています。
4回も引っ張って色々と書きましたが、是非、お客様との関係性の深め方や接触回数を増やすこと、考えてみて下さい。
#販促 #価値 #クリーニング