そうは言ってもフォローします。「しまいこみセット」の続きの話!!

まいど、石井です。

昨日のブログ「しまい込みセットは、自己責任で行ってください。」をUPした後、やっぱりもう少しフォローがしたい気持ちになって、今日のブログを書いています。

やっぱり私のセミナーを聞いていない人って多いし、そんな人が間違えてやるのが怖いです。

先日のセミナーに参加したクリーニング店オーナーから「防虫・防カビ不織布って、半年しかもたないの? 半年前に買ったのが残っている!!」なんて話もあったのでね・・・・。

防虫・防カビ不織布ロールは、表面がポリ、裏面が不織布になっています。

20160310-01 ←ちなみに、この手は私です(笑)

この不織布の内側に防虫・防カビ・抗菌剤を塗布し、ガスを発生させるので、「防虫・防カビ・抗菌加工の不織布」と呼ばれています。

なお、「防虫・防カビ・抗菌」効果のあるガスは、封をあけた瞬間からガスが出続けますし、例え封を開けなくても少しずつ効果が薄れます。

「防虫・防カビ・抗菌加工の不織布」のガスが出る期間は1年未満です。(半年以上は確実に出ます)

私のポスターでは「効果は半年」とうたっていますので、「防虫・防カビ・抗菌加工の不織布」を購入してから半年以内には必ず販売しきってください。

そうじゃないと、「効果は半年」がウソになります。

なお、たまに私のポスターを変にパクッて「効果は3ケ月」というポスターを見かけましたが、効果が3ケ月だと保管期間より短いため、お客様の不信感を呼びます。中途半端なパクリはされないよう、、、、ちゃんと意味を理解してパクッて欲しいものです。

脱線しましたが、、、、、、

そして、購入後半年たった「防虫・防カビ・抗菌加工の不織布」は廃棄してください。←←ココ、ポイントです。

20160309-01

半年間でこの不織布を使い切るため、店頭で「しまい込みカバー」として販売したり、デラックスを少し値上げしてこの不織布を使ったりしてもらっています。

ここでポイントになるのが、いくらで販売するのがベストか??という点が、私も5年間やってきた中でのベストの答えが「150円」です。

この「防虫防カビ不織布」は、当社ではクリーニング店様に下記金額で販売しています。

カレンダー:610/550mm×1000mm/500枚/29,000円(@58/枚)

カレンダー:610/550mm×1350mm/300枚/20,400円(@68/枚)

ロールタイプ:610/550mm×250m/2本/21,000円(@1m当り42円)

この不織布に入れるということは、通常包装がいらなくなるので、原価は「50円」と考えています。

100円で販売するとめっちゃ売れるのですが、利益は50円。

一方150円で販売すると、販売数は減りますが利益は2倍の100円。

200円とか、300円で販売しているクリーニング店さんもありますが、利益率と販売数の関係、そして半年で売り切らないと廃棄しないといけないことも考えると、

「しまいこみセットは150円」

というのが正解のように思うのですが、いかがでしょうか??

なお出来ましたら、セミナーなどで私から直接、「しまいこみセットについて聞いた」、もしくは私がしまいこみセットについてレクチャーした7社の機材商さん(五十音順で):「浅野通商・東京営業所さん」「MCSさん」「光栄産業さん」「三洋商事さん」「華和産商さん」「宮商さん」「牟田商会さん」から効果ややり方をちゃんと聞いた方以外は、しまいこみセットをしないでくださいね!!

最後に、ポスターにも書いてありますが、なぜ、しまう衣類に防虫・防カビ対策をした方がいいのか、繰り返します。

防虫対策:虫喰いの主な原因であるヒメマルカツオムシブシの幼虫期は300日。なので1年を通じての防虫対策が必要です。

防カビ対策:湿気+衣類はカビの繁殖にとって最適の環境です。特に機密性の高い建物はカビのリスクが高いので防カビ対策が必要です

私はしまいこみセットっていいと思いますが、、、、、。

自分で判断して決めてくださいね!!

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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