クリーニングの経費を分解するとこうです。やっぱり値上げです。

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

昨日まで、ぶんちゃん研修会でした。このブログは予約投稿ですが、今日はきっと飲みすぎとしゃべりすぎで、絶不調だと思う(笑) ま、出し切ったので良しとしよう。(という意気込みでやります)

さて、ぶんちゃん研修会8月会で、一番多く、写真を撮られたシートがこれでした。

このシートで二つ注意点があります。

「販促費5%」とありますが、これは売上を上げたい=攻めの時の販促費です。売上を維持する時だけでいい時は販促費を3%まで下げます。

逆に「販促費3%」は顧客維持費として、必ず使ってください。そのように、顧客管理士の高田先生より教わっています。

私はいつも「攻め」なのでいつも「販促費5%」です。

もう1点、工場人件費12%+店舗人件費25%、それに一般管理費10%のうちいくらかを人件費に回すのですが、この表からわかることは、

クリーニング業界は人件費が高い

ってことです。一度、自社の決算書を見てください。そして

「全ての人件費」÷「売上」=人件費比率

を計算してみてください。複数店舗を経営している場合は、

人件費比率40%未満・・・・・・・・・優秀で儲かっている会社

人件費比率40%以上~45%未満・・・平均レベル

人件費比率45%以上~50%未満・・・ちょっとまずくないですか?

人件費比率50%以上・・・・・・・・・まずいです。抜本的な改善が必要です。

※なお、この数字は単店舗店には当てはまりません。単店舗は他のファクターが多すぎて数値化できていませんので、その点はご了承ください。

大切なことなので、もう一度書きますね。

人件費比率40%以上~45%未満で平均レベルの会社です。ということは、人件費比率が相当高いことがわかるでしょ。

ここでまた、この10月からの最低賃金UPの話になります。今年は22円~26円も上がるそうです。大阪なんてついに909円です。900円の大台を突破します。

この最低賃金の上昇は値上げでしか吸収できませんので、こんなポスターを作って、当社はクリーニング店様を応援しています。

ところで、1点だけ、忘れてはいけないことがあります。値上げしたら、どうなるか??

当たり前ですが、必ず「客数が減ります」

大切なことなので、もう一度、言いますね。必ず「客数が減ります」よ!

だから、新規集客が大切になるのですが、せっかく値上げして、「割引集客ってなんか違う」と思いませんか?私はそう思っています。

でも、私は割引病にかかっているので、全く割引しない販促物って、イメージが付かなくて・・・・。割引しないためには、違う努力が必要です。

そして、そんなことを教えてくれるのが高田靖久先生です。

値上げムードの高まっている今、価値訴求で集客する高田さんの話を、もう一度皆様に聞いて頂きたく、大阪&東京で「高田靖久×石井文泉堂」コラボセミナーを開催することにしました。

日時:【大阪】9月17日(日)13時~17時

【東京】10月9日(月・祝)13時~17時

※申込みはこちらから!!

詳しい案内チラシを下記に添付しますね。

 自信を持っておすすめするセミナーです。是非、お越し下さい。

なお、席が後、残り少なくなっていますので、お早めにこちらより申込みください。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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