クリーニング店さんは頑張りすぎていて、それがマイナスに働いていることも、、、、、

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

先日、ぶんちゃんWEB研修会に参加している方とお話しました。

その方は、最近、スーパーのユニフォームの仕事を断り、そのスーパーに入っていた店舗も閉店したのに、なぜか元気そうです。

「縦半チラシ、また作ってください!」ってメッセージが入ってきたので、「あれ?」って思って電話してみました。

「Sさん、最近、明るいですが、どうしたんですか?」って聞いてみました。すると、この答えが、、、、、

これ、多くのクリーニング店さんが抱えていることなのです。

「今までは、スーパーの安い仕事に追われていっぱいいっぱいでしたが、それを辞めて余裕が出ました。今までは辞めることが不安でしたが、ぶんちゃんWEB研修会には3年も5年も先に行っているクリーニング店さんがあって、そういうお手本があるから、安心して辞められました」とのこと。

→不安だから今までは辞められなかった。

→将来が見えるようになったから、思い切って辞められた。

これ、物凄く大きな差のある話ですね。それがぶんちゃんWEB研修会に参加して決められたなんて、、、、、、めっちゃ嬉しいお話でした。

クリーニング業界って真面目な経営者がほんと、多いんですよ。真面目なことは大切なのですが、頑張り過ぎて自分をいじめちゃっている人も多く、そこの改善というか、ヒントになれば、、、と思ってぶんちゃんWEB研修会を毎月、行っています。

また、ぶんちゃんWEB研修会に参加している別のこんなクリーニング店さんもおられました。

「石井さん、衣替えコース(防虫加工としまいこみカバーを付けた衣替えのお洋服専用のコース)が取れすぎて怖い。昨日、一人以外、全員、やってくれた。」

そんな報告を受けたのですが、何が怖くて、問題なのか、私にはサッパリわからなかったので、質問してみました。

私:「え、何がダメなんですか?」

Y:「誰も価格も聞かず、そうしておいてって言うだけ。なんか騙しているみたい」

私:「え、騙す仕事なんてしていませんよね」

Y:「ちゃんと防虫加工して、防カビ・防虫不織布に入れてお返ししています」

私:「しまう商品はそっちの方にした方が絶対にいいという自信、ありますよね」

Y:「そりゃ、そっちが絶対にいいと思うから衣替えコースを作ったんやけど、ほんまにみんな、こっちを選びすぎて、なんか怖くなってきた」

私:「それは、今までのYさんの取り組みをお客様が知っているからです。プロのYさんが、衣替えにはこっちがいいと言っているのに断る理由がないですよ」

・・・・

・・・・

と、こんな感じ。ちゃんと、DMでこんな風に前告知をしているのですが、真面目すぎて不安になられたようです。

クリーニング店さんは、お洋服のお医者さんです。なので、服を通したそのお客様の「心」を豊かにしてあげたら、喜ばれて、儲かるのですよ。

商売って、笑売になるとほんと、面白いです。

そんなことを感じたここ数日でした。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


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