まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
先日のブログ【割引しすぎは信頼を失うので、捨てた方がいい!!】を読んだお客様から、
「なぜ石井さんは、自分は割引しないのに、私たちに割引をさせるの?」という質問を頂きました。なかなか素晴らしい質問ですね。
これには、2つの理由があります。
一つ目は商売の形が違うということ。私のお客様は会社で、クリーニング店さんのお客様は一般消費者です。企業間取引の場合、一時的な安さより、安定した価格を求められる場合が多いため、割引はしません。
と書きましたが、実は、取引量によって価格が変わる(例えばチラシを作るとき1千枚と1万枚では販売価格が違うことなど)ので、私的には「常時割引を行っている」という認識です。
ということは、クリーニング店様だけに割引をしてもらっているのではなく、当社はもう既に常時割引しており、その仕組みをクリーニング業界に提案していると考えて頂いた方が正しいです。
量が増えると生産性が上がる。この考え方を元に、ある一定の条件をクリアーして頂き、客単価が上がるなら割引してもいい。そういう考え方の仕組みを作って提案してます。
え、一定の条件をクリアーって何?って思われた方、、、、、。お気づきないですか?当社がオススメするDMは点数縛りです。クリーニング業界の平均持込点数が3.5点です。なので、4点以上まとめて頂くとでちょこっと割引し、7点以上だともう少し割引しても、客単価が上がるのでOKという考え方で販促を組み立てています。
下のDMって、実はすごいたくらみがあります。このお店って会員割引10%OFFのお店です。1~3点は10%引と書いてありますが、実は会員割引をしているだけなので、実質割引はゼロなんですよ。
これで当社もクリーニング店様も同じような割引をしていることをご理解頂けたでしょうか?
でも、当社がクリーニング店様に少しだけ割引をして頂くのには、理由があります。それは
販促物の効果測定を取りたいから
クーポンチラシはDMは回収があるので、効果が見えやすいです。これが割引をしたい理由です。もし、チラシやDMに一切のクーポンを付けなかったらどうなるか、ご存知ですか?
手応えがよくわからない??
割引がない販促は、手応えが見えにくいですし、効果が出るのも遅いです。ゆえにこれを続けることは、精神力がいります。
例えば私が毎月発行しているぶんちゃん新聞。毎月1万枚、印刷して皆様に配っていますが、反応なんてあって5件迄です。これは「やる」って決めてもう10年以上も続けているので、そして知って頂いている人も多いのでやれていますが、費用対効果の見えないものを続けるって、すごく大変です。
そして、クリーニング店さんに割引のないチラシをオススメしない理由はコレです。
割引のないチラシを作ってもリピート注文がない
割引がついていない=効果なんてすぐに見えません。すぐに見えないから5年とか10年とかそんなスパンで続けないといけませんし、そもそも定価チラシって、ブランド力を上げるためにするものです。
でも、多くの方が1回目の割引のないチラシで「効果がない」と諦められるので、私はオススメしないようになりました。まあ、定価チラシの継続は精神力がいることを一番知っているのが自分なので、、、、、ね
私がやっている定価販促は次の4つです。
■ニュースレターの発行を毎月1回
■お礼のおはがきの発送を年4回
■メルマガの発行を月3回
■ブログは当然、毎日更新
一番短いものでも3年、長いものは10年以上続けています。私は割引しない代わりに、これだけのことをやっています。
やりたいと思われた方は、「やる!」って言ってください。ニュースレターとお礼はがきは、当社ですぐにお手伝いできます。メルマガはアンドオンの高橋さんに相談してください。
ブログは自分で、、、、お願いしますね。
最後に、、、、、そんな私が珍しく割引してます。
それがこちらです!
注文は、1口250枚で、定価6000円が、20%OFFでなんと、4800円!!ですよ
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
石井文泉堂 石井康裕