気持ち、方向が逆やと思うんですが、、、、、

まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。

クリーニング業界も4月から、「プラスチックハンガーの回収」や「ポリ包装の薄肉化、集合包装」など、「プラスチック資源循環促進法への対応」が必要になりますよね。

詳しいことは「クリーンライフ協会 環境保全対策部会」のサイトをご覧頂きたいのですが、、、

これを踏まえて、「プラスチックハンガーの回収」の企画をちょくちょく、頂いているのですが、私がクリーニング店さんならやると思うことと、当社に来るクリーニング店さんの依頼が真逆で、ちょっとビックリしています。

私:プラスチックハンガーをより多く回収できるように、敷居を下げる。

多くの依頼:今までより回収のハードルを高くする。

プラスチックハンガーの回収って、増やした方が、地球のためにもクリーニング店さんのためにもいいのではないのですか?なので、皆様のイメージが付きやすいように、1つ、ポスターをデザインしてみました。

このポスターは、こんな意味があります。

1)ハンガーの回収に協力した方がいいことはわかっている。でもメリットが明確でないとついつい忘れてしまう→→1本10円ならハンガー回収に協力するメリットは大きい

2)10円金券を発行しても、次回のクリーニングに使うだけ。原価を考えると10円引よりもっと割引き率は低い。

3)プラスチックハンガーの価格が上がっている。10円でお客様から買ってもコストダウンになる。

4)1点10円の金券を発行するイメージではなく、クリーニング代にプラスチックハンガーを上乗せしているイメージ。なので持ってきてくれたら、返金するのはノーリスク。(この企画をするときに値上げとセットにすると良い)

エコ活動に積極的な姿勢は、お客様から評価されやすいです。

私がやるなら、こういうことをやるのですが、それって販促屋さん発想なんでしょうか?面白いと思うのですが、、、、

なお、こういう話も今週の木曜日に行う「ぶんちゃんWEB研修会」で話させて頂きます。

こういう事に興味のある方は、こちらをご覧ください。

(追記)

あるクリーニング店さんから面白いことを教えて頂きました。

当社はハンガーの回収に対し、金券などはやっていません。でも回収率は65%です。

その理由は2つです。

1)ハンガー回収専用ラックを作り、見えるようにした。

2)月1回はアプリでハンガー回収の促進をうたっている。

ゴミを捨てるのにもお金がかかる時代なので、資源の再利用に対する意識は高まっていますね。そこをちゃんと伝え続ける、見えやすくするって大切なことですね。

なお、回収率ってちゃんと見ていますか?50%以上なら、今のやり方でOKです。それ以下なら、なにか改善策を練ってくださいね。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする