チラシの地図は端っこに虐げられがちだけど…

またお会いしましたね。
石井文泉堂の重枝です。

チラシを作る際に店舗の地図は必要不可欠です。
住所だけでは伝わりにくい店舗の場所を、周辺の目印等を明らかにし
場所をイメージして頂くことを目的にしていますので
ボクはチラシを作る上で、地図はけっこう重要なポイントの1つであると思っています。

そんな必要不可欠な地図を印刷データにするために
グーグルマップから作成なんてのは、よくある話なんですが
これが結構難しいんです。

なぜかって全国のクリーニング店の商圏がそれぞれに違うので
チラシの限られたスペースの中で
お店からどこまでの範囲を入れるのか変わってきます。

エルの瀧藤さんのセミナーで学んだことですが
瀧藤さん曰く、わざわざクリーニング店に来店するために
かけられる時間は家からクリーニング店まで5分との事です。

瀧藤さんのホームページはコチラ

そのお店に来店されるお客様が
徒歩なのか、自転車なのか、車なのかで5分の距離が変わってきます。

徒歩の場合、よく不動産情報なんかだと分速80mで徒歩何分と書かれていますが
これは男性でも、かなり速い速度だそうで、クリーニング店に来店されるのは主に
女性ですので分速70mぐらいで考えた方がいいです。

徒歩=分速70m×5分=約半径350m=これを1次商圏というですね。
自転車=分速210m×5分=約半径1km=2次商圏
車=時速30kの5分=約半径2.5km=3次商圏

そのお店への、どの来店方法が一番お客様が多いのを知った上で
地図の縮尺を考えなければいけません。

それだけではありません。

道路や目印は、たくさんありますが
忠実に再現しすぎると情報が多くなり
分かりにくくなります。

また地図はチラシの端に多く、キャンペーンやこだわりに
虐げられ、スペースがどんどん小さくなりがちです。

クリーニング店のターゲット層として高齢の方は外せません。
あるていどの文字の大きさを確保しつつ、
あるていど、道路や周辺ポイントの情報を単純化しないと
見づらくなってしまいます。

これらを踏まえて地図を作ることがベストな地図であるといえます。

ですから、その土地勘をもってるクリーニング店様は
なるべく土地の商圏等もボク達に伝えてください!

結局、お客様に委ねるのねーーーーー

ちなみに石井文泉堂の地図はコレです。
inquiry-11

4年前に面接に来た時はコレのもっと荒い地図を見ながら
気づかず前をスルーしました。
石井文泉堂の前をどこだ?どこだ?と行ったり来たり…

それでは。
TO BE CONTINUED


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント