まいどです。クリーニング店専門の印刷会社の石井(社長)です。
人材確保がますます難しくなっているクリーニング業界では、春の繁忙期にお洋服をいっぱい預かりたいのですが、あるクリーニング店さんから、仕上げる人の確保が上手くいっていないため、
「今年セールをやめようかな?」なんて話を言われましたが、、、、
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それってまずいです。もしかしたら、命取りになるかも??です。
クリーニング業って、家賃や人件費の割合が多い商売です。なので売上を下げるってことは直接キャッシュをなくすことです。
もし春に100万円の売上が下がったら、去年よりどれくらいのお金を失うか、ご存じですか?
材料費なんて10%もないですから、おそらく90万円くらいのお金を失います。売上ダウンって、すごく怖いことなんです。
でも、人材の確保も上手くいっていないなら、何が出来るのか?
ひとつは「ゆっくり仕上げ」という手があります。
春にお出し頂くコートやダウンなんて、すぐに必要ありませんよね。
急がないお洋服は、7月~9月頃にお返しする「ゆっくり仕上げ」をお客様に提案するなんて、いかがでしょうか?
「ゆっくり仕上げ」を選んで頂いたお客様には、少し割引するというものありですが、例えば「しまいこみセットを無料でお付けする」というのもありではないでしょうか?
※しまいこみセットとは、防虫・防カビ剤を塗り込んだ不織布に入れてお洋服をお返しするサービスです。詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
もうひとつは、保管サービスを提案するという手もあります。
秋までお預りする。なので仕上げ時間に余裕がもらえるという仕組みです。でも、保管場所の確保、保管方法、商品管理など難しいコトもたくさんあります。
保管サービスには、有料と無料の2種類があります。
出来れば「有料」にしたいのですが、大阪では「有料」の成功例をあまり聞いていないのが現状です。
クリーニング代を高めに設定し、最初から「保管付」で売っているサービスは「うまいなぁ!」って思って見ています。
「無料保管」だと集まりますが、手間代をどうするのか考えないと、商売として成り立ちませんので、ご注意ください。
私なら、無料保管をするならゆっくり納期で受け、仕上がり日予定日から1週間たっても取りに来ない場合は、保管代が発生するといった、「後から有料保管」にしますがね!!
そろそろ春の繁忙期対策の企画準備も最終段階に入ってきていると思いますが
皆さん、頑張ってくださいね!!
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
石井文泉堂 石井康裕