能登地震被災地の洗濯支援、ご存じですか?

まいどです。クリーニング専門の印刷会社の石井(社長)です。

長野の洗濯王子、中村さんを代表として、DSAT災害支援洗濯チームが立ち上がり、能登地震被災地の洗濯支援をされています。

この件で、中村さんと電話で話をして、ブログを書くことの許可を頂きましたので、今日、こちらを書いています。

「能登地震被災地支援として、何か、出来ないのか?」

そんなことを多くの方が考えておられるでしょうし、私も何かしたいと思っていました。

そんな時に、DSAT災害支援洗濯チームの活動をニックリ新聞でみました。

被災地に回り、汚れものを回収し、キレイにクリーニングしてお返しする。

この活動は凄いことなのですが、これを継続的にボランティアで行うことは、クリーニング業者さんにとっては、大きな負担になります。それを中村さんはFBでこのように書かれていました。

この近藤さんと、先日登場した長野市のスーパーシミ抜き職人の2人は、2019年に起きた台風19号での千曲川の氾濫による洪水の災害の時にもボランティアで無料クリーニングを行っていた。
洪水にのまれ泥だらけになった衣類を毎日の仕事の後に、来る日も来る日も洗ったり染み抜きしたりしていた。すべて自分でコストをかぶって、すべて自分たちで処理をしていた。
今回、DSATを立ち上げたのはその姿を見ていたからというのもとても大きい。そして、僕自身、その時ほとんど何も出来なかったことも大きい。人的にも資金的にも後方支援する仕組みがあれば、多くの人が目に見える形で支援がしやすく継続もしやすい。
被災地に一番近い被害の出てないクリーニング屋さんが洗濯物を預かってきてクリーニングをしてお返しする。
その洗ってくれているクリーニング屋さんに遠くの人たちが支援金を送って支援を継続できるようにする。
何度も書いていますが、これがDSATの本来したいこと。

「遠くの人たちが支援金を送って支援を継続できるようにする。」という所を読んで、寄付をすることにしました。

もし、同じように思って頂ける方がおられましたら、募金をお願いします。

【募金のお願い】
DSAT災害洗濯支援チームでは、災害洗濯支援活動に対する支援金を受け付けています。
被災地を「支える人を支える」ためにご協力を、どうかお願いします。お預かりした支援金は被災者洗濯支援活動にかかる費用として使用させていただきます。
支援金の残額が出た場合には、災害時の衣類の衛生を守る活動や災害時に備えた洗濯の基盤整備にかかわる活動の支援のために活用させていただきます。
●支援金受入口座
八十二銀行 伊那支店
普通 1014569
DSAT災害洗濯支援チーム(デイーサツトサイガイセンタクシエンチーム)
中村さんはこのようにおっしゃっています。

「今は実働部隊が少ないので私も実働部隊として動いていますが、本当は被災地に一番近い被害の出てないクリーニング屋さんが洗濯物を預かってきてクリーニングをしてお返しする形にしたい。私たちの美談ではなく、地域に根差したボランティア活動を業界全体で支える仕組みにしたい」、、、、と。

DSAT災害支援洗濯チームの活動は、TVでも取り上げられています。

中村さんが考えられたスキームはこんな感じです。

■お金で支援する。

■洗うという行動で支援する。

どちらも継続的に活動するためには大切な支援です。

「衣・食・住」

人間が安心して生活にしていく上で欠かせないこの3つのうちのひとつ「衣」の安全・安心を守っているのがクリーニング業界です。

僕らからすると服を状態良く着るために、きちんと洗うことは生活に欠かせないことだと思うけれど、そこは一般の人からすると、見過ごされがち。こういった災害時で、衣生活の重要性に改めて気づく方は多いと思う。

という中村さんの言葉を最後に添えておきます。

なお、DSATの活動は、中村祐一さんのFBか、インスタグラムで報告されています。

FBはお友達しか見れないので、インスタを紹介します。こちらをご覧ください。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

石井文泉堂 石井康裕


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする